ニックネーム:しのしの
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バイオグラフィー
2010年09月24日(金)
映画"戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH"よいとこ
戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH(2009年日本)

柳楽優弥主演、呪怨の清水崇監督による、富士急ハイランドの
巨大お化け屋敷をモチーフにしたホラー映画。
尚CATVで観たので、3D観賞における感想ではないので
そこのところはご勘弁を!

●かいつまんだお話
主人公のケンは10年前、遊園地のお化け屋敷に子供たち
5人だけで忍び込んだのだが、その中の一人の女の子が
行方不明に。
そして時が経ち、ケンたち生き延びた4人の前に消えた
女の子が突如として現れ、彼らを戦慄の病棟へと誘うので
あった・・・。

●よいとこベスト3
1)実際に戦慄迷宮を体験した者として、映画で使用されて
  いる箇所が、かつて自分で足を踏み入れた場所と
  リンクしたのが良かった!
  
2)3Dで観た場合、ここのところが飛び出したんだろーなー
  とか、想像しながら楽しむことが出来た!

3)配島邦明氏の音楽が良かった!

実際のところ、遊園地施設の方が怖かったのは確かです。



▲アンテナの空。昨日と似た感じではありますが、今回の
 主役はアンテナと鉄塔になります。G10にて撮影。


2010-09-24 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年09月19日(日)
映画"かもめ食堂"よいとこ
かもめ食堂(2006年日本)

以前に"めがね"で和ませていただいた荻上監督の出世作
となった本作品を昨晩観賞。
ムーミンの国フィンランドでの奇妙ながらもほんわかとした、
日本人の生活を堪能させて貰いました!

●かいつまんだお話
日本人のサチエはフィンランドで日本食のお店"かもめ食堂"を
営んでいたが、オープンしてから一ヶ月経つも未だお客が
一人も無し。
そんな中、日本お宅の現地青年トンミが始めてのお客となった
事を皮切りに、訳あり日本人のミドリ、そして空港に荷物が
届かないマサコと、サチエの周りに様々な人々が集まって来る。
が、信念を持ったサチコにとって、何が起きようと動じず
なすべき事を坦々とこなしていくのであった。

●よいとこベスト3
1)主演の3人を演ずる小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの
  それぞれ独特の雰囲気が気持ち良かったです。
  特に何ともいえない間の取り方が素晴らしい!

2)フィンランドの首都ヘルシンキが舞台なのだが、その
  おとぎ話に出てくるような色彩と、何も無いようにも
  見える佇まいが、映画の性格にピッタリの画として
  当てはまっておりました!

3)食堂にて出てくる料理がとても美味しそうで美味しそうで!
  カツや焼き鮭も良いのですが、とにかくオニギリの
  存在感がモーストジュルル!といった感じでありましたね。

日本の文化(オタクや伝承)がキーとなっている部分も
ありますが、それらがフィンランド人との交流に一役
買っているというところが心地よかったのかも。
コピ・ルアック!

同監督による、現在公開中の新作"トイレット"も期待を
裏切らない作品に違いないと確信しております!



▲昨日の雲間から溢れる光風景。変化に富む日本の景色も
 良いものですねー。 G10にて撮影。


2010-09-19 23:12 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年09月03日(金)
映画"ターミネーター4"よいとこ
ターミネーター4(2009年アメリカ)

シリーズ4作目で原題は(Terminator Salvation)の本作、
シュワちゃん自身は登場しておらず、近年のバットマン役、
クリスチャン・ベールと、アバターで一躍有名になった
サム・ワーシントンが男臭く活躍するドラマ。
正直言って今までの中で一番出来が良く、感動した内容
であったかと。(1と2ももちろん重要ですがね。)

●かいつまんだお話

スカイネットによる核攻撃を受けた審判の日以後の荒廃した
世界。人類は反乱軍として日々機械軍と戦い続けていた。
反乱軍の部隊長であるジョン・コナーはスカイネットが
人類の生体細胞をコピーして人の形をしたターミネーターを
作ろうとしていることを知る。そしてそれらによる抹殺
リストの2番目が自分で、1番目が自分の父である、カイル・
リースであることを。
一方記憶を失った男マーカス・ライトは幼い女の子を連れて
孤軍奮闘するカイルと出会い、しばし共に行動するのだが
カイルはスカイネットに連れ去られてしまうのであった。
そして紆余曲折後、ジョンとマーカスが出会うこととなり・・・。


●よいとこベスト3
1)とにかくシナリオがよく出来ている!
  前作も含めそこそこ整合性を取りつつ、オマージュ入れつつ
  意外性のある展開を盛り込み、まぁ破綻はしていないかと。
  色々と組み込みすぎたため一言では説明しづらい側面も
  あるのだが、最後までだれることなくドキドキワクワク
  しながら最後まで画面に釘付けにさせられました。

2)最近のSF&アクション系アメリカ映画の主流?的な
  映像だと思うのだが、(最近のバットマンに見られる
  様な)リアリズムを追求した舞台セットとモノトーン
  チックながらも質感が溢れるトーンで構成され、いわゆる
  空想メカモノ的ちゃちさが微塵も感じさせられない
  ところが素晴らしかった!
  また、人類側は基本現代に存在する兵器をベースに
  したものを使用し、スカイネットはシリーズ一作目からの
  デザインラインを変えず、同次元で存在することの
  違和感を極力減らすよう計られていたかと思います。

3)迫力満載のアクションシーンがもちろん見所の一つでは
  あるが、極力無駄に増長させる部分を排除しスマートに
  魅せてくれたため、尺が長くなったり、もういいよと
  飽きることなどなく、物語とアクションを堪能するこに
  至ったのかと。
  
とにかく主役二人の体と心を張った演技がとても感動的で
ありましたね!
今回のが新3部作の最初ということで、今後リリースが予定
されている残りの2作が今から楽しみです。



▲太陽を中心にレンズのごとく丸くまとまった真昼の雲!
 G10にて撮影。


2010-09-03 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年08月29日(日)
映画"パコと魔法の絵本"よいとこ
パコと魔法の絵本(2008年日本)

「下妻物語」、「嫌われ松子の一生」の監督で知られる、
中島哲也監督が舞台原作を元に映画化した作品。
残念ながら劇場公開時の3D映像を味わうことは出来ません
でしたが、予想していた内容とは全く異なるドラマに
涙流しつつ最後まで楽しんだ次第。

●かいつまんだお話

奇妙な患者と医者が集まる病院、その偏屈さから誰しもに
嫌われている大貫老人は、パコという1日しか記憶が持たない
少女と出会い接することによって、感情に変化が芽生えていく。
やがてそれは大貫自身がパコに何かしてあげたいという気持ちに
発展し・・・。


●よいとこベスト3
1)登場人物の珍妙さから見始めた当初はいったいどんな話
  なんだ!?と、戸惑うこと頻りだが、やがてそれは人間的
  ドラマ表現の一つ一つの複線であった、ということに
  気付かされていく巧みさに感動!

2)CGアニメと舞台演劇が見事に融合し、さらに詳細に表現
  された美術表現が素晴らしかった!
  やり過ぎ館が無かったのも好印象です。

3)演技力は別にして、役所広司とのダブル主役をはる、
  アヤカ・ウィルソンが可愛かった!
  また、一癖も二癖もある周りの役者陣もその役柄にハマリ
  きっているのが本当に面白かった!

「ガマ王子vsザリガニ魔人」という飛び出す絵本がかなり
自分のツボにはまり、創作意欲を刺激されたり♪



▲本日の夕景。朱墨を溶かしたのごとくの雲が、空一面に
 広がっておりました。G10にて撮影。


2010-08-29 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年08月27日(金)
映画"南の島に雪が降る"よいとこ
南の島に雪が降る(1961年日本)

黒沢映画常連の加東大介が、ニューギニア戦線において従軍
体験記として書かれた同タイトルの著書を映画化した作品。
アメリカ視点から描かれた、ザ・パシフィックと同時期に
観ているのだが、描き方こそ正反対であるが、どちらも
戦争というモノは本当に悲惨な出来事なのだな、ということを
真から思い知らさせてくれる内容であったのは確かかと。


●かいつまんだお話

昭和18年、歌舞伎役者であった加東は太平洋戦争での激戦地
ニューギニアで衛生伍長としての任に就いていたが、司令部
からの任命を受け、演芸分隊を立ち上げることに。
各部隊から才能のある者を集め、戦地に赴く兵隊たちに一時の
楽しみと安らぎを与えるべく、奮闘していくのであった。

●よいとこベスト3
1)兵隊さんのみの男しか出ない、ある意味むさ苦しい画面
  なのだが、彼らが必死で演芸舞台を成功させようとする姿、
  そしてそれに関わる人々の感情表現に、感動!
  厳しい状況ながらもきびきびと、そして笑顔で行動する
  男たちがきらきらと輝いて見えたのであった。

2)演芸分隊を構成する仲間たちの個性さが素晴らしかった!
  これこそ適材適所というべきものなのであろう、といった
  各役者及び裏方の活躍ぶりが心地よかったです。


3)戦争を描くのに凄惨な殺戮現場を用いなくても、十分に
  その惨さを伝えることが出来る、というのを教えてくれた
  ことに感謝!
  
観終えた後、ぜひとも原作小説の方も目を通したく思った次第。



▲昼時のダイナミックな雲。まるで階段を上ってお日様に
 近付いていくかの様です。G10にて撮影。


2010-08-27 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年07月31日(土)
映画"少年メリケンサック"よいとこ
少年メリケンサック(2009年日本)

宮藤官九郎監督脚本のよる、パンクモチーフのコメディ的本作は
かつてのロック、パンクへのオマージュと、かわいい悪のり満載で
いい感じに楽しめる、肩の力抜けた映画でありました。

●かいつまんだお話
レコード会社との専属契約がもうすぐ切れてしまう、かんなは
契約更新との引き替えに、偶然mixiのムービーで発見した
少年メリケンサックというパンクバンドの担当を任されて
しまう。
がしかし、その映像は25年も前に撮られたバンドの解散ライブ
の模様で、メンバー達はすでに使えないオヤジ達に変わり果てて
いたのであった。

●よいとこベスト3
1)宮崎あおいが可愛くて演技上手い! 佐藤浩市の演技渋い!
  さらにこんな役も何の違和感もなくこなすなんて!
  そして田口トモロウ格好良すぎ!

2)かつて(70〜80年代)のロック、パンクをモチーフ、
  パロディとして愛ある使い方をしているのが素晴らしい。
  尚、遠藤ミチロウや仲野茂など、ミュージシャン多数
  出演しております。

3)まったく泣かそうと考えていない姿勢が潔い。
  最後まで勢い衰えぬままクドカンワールドで突っ走って
  おります!



▲中川遊歩道にて撮影した可愛い黄花。G10にて撮影。


2010-07-31 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年07月23日(金)
映画"バーン・アフター・リーディング"よいとこ
バーン・アフター・リーディング(2008年アメリカ)

ファーゴ、ビッグ・リボウスキ等、ちょいクセのある映画を
撮ることで有名なコーエン兄弟の"クライム・エンターテイメント"
と称される作品を鑑賞。
ちなみに彼らの一つ前の作品はノー・カントリーで、以前この
コーナーでも紹介しました。

●かいつまんだお話
酒癖に問題がありCIAを解雇されることとなったオズボーンは
今後の生活費を稼ぐためと、腹いせにCIAの暴露本を執筆して
いたが、そのデータがスポーツジムで働くリンダとチャドの
手に渡ったことから事態はややこしい展開へと発展していく。
そのややこしくしている大本は、ジョージ・クルーニー演ずる
出会い系サイトで知り合った女とやりまくるエロオヤジのハリー。

●よいとこベスト3
1)とにかく予想が付かないストーリー!
  ここでこれとこれが繋がるのか!
  こいつがまさかここでこうなるなんて!
  といった意外な連続が楽しめます。
  (最初のうちは何が何だかよく分かりませんが・・・。)

2)ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、
  ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・
  スウィントン等一流俳優たちが普段とは異なった印象の
  オバカでヘンでイヤラシイ演技をのめり込んでこなして
  いるのが良い!

3)表面上はコメディ演出でコーティングしているが、
  本質的にはCIAとFBIの裏的な部分を、ダークにそして
  悪ふざけチックに描いているのが面白かった!

内容を伝えるのが非常に難しい本作ですが、興味持たれた方は
ぜひともご鑑賞のほどを!



▲山梨県のとある施設の花壇にて撮影した千日紅。
 鮮やかな花を咲かしておりました。G10にて。


2010-07-23 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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