ニックネーム:しのしの
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バイオグラフィー
2010年01月31日(日)
映画"つぐない"よいとこ
つぐない(2007年イギリス)

我々の間で密かにブームなジェームス・マカヴォイ主演の
映画、CATVにて録画してから観賞。
久々に見た、深みもあり、内容も優れた映画でありました!


●かいつまんだお話
第二次世界大戦前、1930年代のイギリス。
使用人の息子ロビーはお屋敷のお嬢様セシリアと身分を越えて
愛し合うように。
しかしふとした誤解から、セシリアの妹ブライオニーのによって
ロビーは無実の罪を着せられる事に。
時は移り変わって大戦中のフランス。
最前線に従軍することとなったロビーは生きて愛するセシリアの
元に戻るべく奮闘する・・・。


●よいとこベスト3

1)最初は(時間軸も交互し)なんだか良く分からない状況に
  放り込まれるのだが、物語のフォーマットが分かってくると
  もう、この話はどういう展開になるのか!? というワクワク
  ドキドキ感がもの凄く楽しめます。

2)全ての場面における映像美(美術)がこれでもか! という
  くらい繊細で美しい!!
  アートの塊のような画面を最後まで堪能しましたよ!

3)まったく想像していなかった戦場でのシーンが長い時間
  組み入れられており、派手ではないが戦争の悲惨さと怖さを
  目の当たりにし、物語の悲しさを痛感しました。


とにかく切なくも良く出来た物語ですので、興味芽生えた方は
ぜひともご覧になることをお勧めいたします!




▲自宅屋上からvivicam5050+魚眼レンズで撮影した夕景也。
 世界は広い! ということを実感しましたー。


2010-01-31 03:08 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年01月26日(火)
映画"バットマンビギンズ"よいとこ
バットマンビギンズ(2005年アメリカ)

CATVにて録画してあった、バットマンリニューアル第一弾映画を
昨晩鑑賞。
先に続編であるダークナイトを観ていた為、そこまでに至る
ブルース・ウェインの物語を今回堪能しました!


●かいつまんだお話
貧困と腐敗に犯されたゴッサムシティで、幼い頃両親を
浮浪者に殺されたブルース少年。
青年になった彼は様々なトラウマに悩まされながら、ある
場所へと導かれる。
そこで彼は過酷な修行を積むのだが、正義のためにはどんな
ことも許されるという組織の考えにどうしても同調することが
出来ず、新たな決意を胸に秘め、生まれ故郷のゴッサムシティ
へと戻るのであった。


●よいとこベスト3

1)主人公ブルースがバットマンとしての姿を構築して行く様が
  リアルに演出されているのが良い!
  自身が旋盤で削り、コウモリ型の手裏剣を作ったりとか、
  中国にマスクパーツを発注したりとか、ディティールを
  細かく描いているので、本当に再現できてしまいそうな
  錯覚に陥らされます。

2)アクションのキモ部分であるが、バットマンの敵に対する
  神出鬼没な行動と、影が動くがごとく素早いアクションが
  格好良い!

3)(開発時はタンブラーと呼ばれていた)装甲車のごとく
  辺りを蹴散らして疾走する、バットモービルがその重圧感
  溢れるデザインで滅茶苦茶好みでありました。
  まぁこれはダークナイトでも更なる活躍を見せているワケ
  ではありますが。


ダークナイトの続編が作られているのかどうかは定かでは
ありませんが、是非とも(ヒースレジャーは残念ながら
いませんが)3作目の制作を期待したいところですね!




▲vivicam5050にて接写撮影したギター持った熊さん。
 ちなみに、この熊の頭は1センチほどになります。


2010-01-26 21:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年01月22日(金)
映画"ハプニング"よいとこ
ハプニング(2008年アメリカ)

CATVにて録画してあった、M・ナイト・シャマラン監督の
今のところの最新作を今晩観賞。
徹夜明けで朦朧としていた状態ではありましたが、謎を解明
すべく、最後までお付き合いしました。


●かいつまんだお話
マーク・ウォールバーグ演ずるエリオットは自然科学の教師。
(実際に起こった)ミツバチ失踪事件を学生に説明していると、
それに呼応してか、身近なところで異変が起き始め・・・。


●よいとこベスト3
1)見えない敵のアイデア、表現方法が斬新であった!

2)何の前触れもなく、次々と住民が自ら命を絶って
  いくのだが、その見せ方が凝っていた!

3)最後の方に登場する女性の方が、サイコチックで
  一番怖く、もの凄くドキドキさせられた!


シャマラン監督はオチだけの意外性飲みの追求ではなく、
様々な方向を探っているのだなぁと、今回観て思いました。




▲井の頭線神泉駅での列車通過風景。vivicam5050にて撮影。
 本日は頭が眠ったまま、あちこちに出向いてた気がします。


2010-01-22 22:36 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年01月16日(土)
映画"TEAM NACS FILMS「N43°」"よいとこ
TEAM NACS FILMS「N43°」(2009年日本)

夏前にCATVにて録画してあったもの2日に分けて観賞。
実はTEAM NACS自体全く興味無かったのですが、この映画の
前に見た、彼らの演劇映像"下荒井兄弟のスプリング、ハズ、
カム。"を観て興味を持った次第。


●かいつまんだお話
水曜どうでしょうで全国的にブレイクした大泉洋の所属する
劇団TEAM NACSのメンバー5人(森崎、安田、戸次、大泉、音尾)
がそれぞれ脚本、監督を担当した5作品で構成されるオムニバス
映画。ファンにはたまらない一品かと。


●よいとこベスト3
1)5本それぞれ作風が異なり、メンバーそれぞれの表に出ない
  個性を知るにはもってこいの内容。
  自分はNACS知らずともぐっとくる、音尾作品に惹かれました。

2)それぞれの作品にメンバーそれぞれも参加しているため、
  メンバーがどういうキャラとして扱われているのかが
  (マニアック的ではあるが)そこはかとなく分かるのが
  参考書的な感じで良い。
  今まであまり知らなかった人物が、なんとなく詳しくなった
  ような気にさせられ、もう少し掘り下げてみようかとも
  思う様に。

3)完成度は決して高くはないが、それぞれどのように魅せて
  くれるのか? というワクワク感があり、興味持って
  最後まで付き合うことが出来ました。


今回彼らそれぞれのキャラクター性を把握するには、
もってこいの作品であると認識した次第であります。
  



▲本日、トイデジvivicam5050で撮影した1枚。
 木々のしだれを照らす、午後の日差し也。


2010-01-16 01:54 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年01月10日(日)
映画"潜水服は蝶の夢を見る"よいとこ
潜水服は蝶の夢を見る(2007年フランス)

CATVにて録画してあったものをやっとこさ本日観賞。
この実話を元にした映画は、自分の存在とは? 家族とは?
を深く考えさせられる素晴らしい作品でありました。


●かいつまんだお話

・有名なELLE誌の編集超であるドミニク・ボビーは気がつくと
 ぼやけた視界の中、病院で寝かされていることに気付く。
 そして自分が脳梗塞で、ロックトイン・シンドロームと
 呼ばれる、意識はあるが、体が全く動かせない状況に
 愕然とする。
 外界とコンタクトできるのは左目瞼の開閉のみ。
 世界に絶望していた彼だったが、やがてなすべき目的を見つけ、
 力強く生きてゆこうとするのであった。 


●よいとこベスト3
1)実話ベースのある意味淡々と描かれていく静かな展開
  なのだが、その中に描かれる様々な人間としての葛藤が
  表現されており、それがとても素晴らしい。
  格好悪くても、不自由であっても、生きる希望を見出す
  ことの出来た人間は幸せなのだと思い知らされました。

2)最近トイカメラ的映像にはまっているという理由も
  ありますが、主人公の目から見える、ソフトフォーカスを
  かけた様な世界、多重露出の回想記録、定まらないピント
  の全てが、欧州アンティークなガジェットと相まって
  とても美しくも哀愁漂う雰囲気を醸し出しております。

3)音響効果も含めてリアリスティックな演出が良い。
  お情け無用だが温かくも感じる表現は、ガイド過剰な
  某国も見習って欲しいところではあります。


壮大なカタルシスを体験出来る内容では決してありませんが、
あらゆる意味に置いて、人の優しさを感じることが出来る
良い作品だと思いました。




▲vivicam5050で撮影した、本日の1枚!
 陽と花の溶け込み食いが気に入っております。


2010-01-10 22:39 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年01月03日(日)
映画"サーフズ・アップ "よいとこ
サーフズ・アップ (2007年アメリカ)

CATVにて録画してあったものを本日観賞。
真冬にサーフィン映画なのだが、主人公ペンギンのコディは
南極出身なのだから、そうそう外れてもいないか!
ちなみに吹き替え版でした。


●かいつまんだお話

・幼い頃、カリスマサーファーのビッグZ(ジー)と出合った
 コーディは南極のシバレルタウンで働きつつ、プロサーファー
 としてのデビューに夢焦がれる毎日。
 そんな彼のもと、突然ペングーアイランドで行われるサーフ
 大会のスカウト話がやってきたのであった!


●よいとこベスト3
1)サーフ映画一番のウリと言える、波の表現がものすご〜く
  素晴らしい。
  チューブ、波しぶき、(サーフィンなどやったことは一度も
  ないのだが、その美しさに憧れてしまうほど感動的でした!

2)キャラクターの造形、動きが見事!
  程よくブラック的なノリと個性溢れるキャラクターたちが
  生き生きと描かれております。

3)若干リアル目な映像とアイデアに富んだ演出で観ている者を
  飽きさせない感じが良かった。
  美しくも、懐かしくも、現実感をも含んだ精細な画面に
  釘付けになりましたね。

ストーリー的に端折っている感も無くはないですが、楽しく
一気に、そしてちょい感動的に観ることの出来る作品ですので
機会があったらぜひにご覧下さいな。




▲赤い物体は何? 答:木蔓屋根の上に乗っかったビニール玉。
 携帯W61Sにて撮影した、中川遊歩道での光景。


2010-01-03 23:17 | 記事へ | コメント(0) |
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2009年12月27日(日)
映画"パラノイドパーク"よいとこ
パラノイドパーク(2007年フランス/アメリカ)

CATVにて録画してあったものを本日観賞。
昨年度の映画"ミルク"を監督した、ガス・ヴァン・サントの作品。


●かいつまんだお話

スケボーに熱中する高校生のアレックスは、不良のたまり場
ではあるが優れたスケボーテクニックを持つプレイヤーが
集まる、通称"パラノイドパーク"に興味を持つことに。
そのパラノイドパーク付近で殺人事件が発生したことを
切っ掛けに、両親の離婚問題にも心悩ますアレックスの
心情が静かに描かれていく・・・。


●よいとこベスト3
1)主人公アレックスの美しい容姿ながらも、そこから淡々と
  した日常生活から映し出される、細かな心情の変化が
  良く描かれている。


2)撮影は恋する惑星等、香港映画で名を上げたクリストファー・
  ドイル。
  拘ったフォーカスを多用したアーティスティックなカットと、
  低解像度ながらスケーターたちの動きと表情を追ったカットの
  組み合わせがとても心地よかった。

3)いくつかの時間軸をずらしながらストーリーを展開していく
  手法が、この作品内容にはかなりマッチしていました。
  スケボーのターンと少年の心の揺らぎ。
  結末は観た人に委ねられるのですが、実際に自分だったら
  どうするのだろうか? とか考えてしまったりも。

  アパレルのGDCとタイアップしたりと、ティーンエイジ
  ファッション的にも興味深く観させてもらい、写真雑誌を
  眺めている様な雰囲気を楽しんだ映画でありましたね。



▲とある夕暮れ、猫にうざったがられるの図。G10にて撮影。
 トイデジ風画像に加工してみました。


2009-12-27 23:55 | 記事へ | コメント(0) |
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