ニックネーム:しのしの
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バイオグラフィー
2010年03月20日(土)
映画"クローズZEROII"よいとこ
クローズZEROII(2009年日本)

昨年公開されたクロースZEROの続編を、CATVにて鑑賞。
全作は映画館で鑑賞し結構自分の好みであったため、今回は
どうなのかと期待と不安が入り乱れながら再生してみました。


●かいつまんだお話
前作で芹沢軍団に勝利し、鈴蘭男子高校の頂点に登りつめた
滝谷源治。
そんな鈴蘭に2年前の鳳仙学園との抗争にて、敵大将の美藤を
刺して殺してした罪で二年間の服役から戻った川西が、恨みに
燃える鳳仙軍団を引き連れて来てしまう。
なにも考えなく、それに対応してしまった源治の一言によって
鈴蘭VS鳳仙のバトルが切って落とされたのであった!


●よいとこベスト3

1)芹沢役の山田孝之が前回にも増して格好良い!
  存在感では映画イチバンではないだろうか。
  なんかバイオレンスチックな中で、ホッとする雰囲気を
  醸し出しているところが彼の持ち味なのだろう。

2)伊崎役の高岡蒼甫が良味を出していた!
  この作品を見て、彼の事を再評価するに至りました。

3)元やくざ役のやべきょうすけが今回も良い味を出し、
  ヤングばかりで、一本調子になりがちなドラマに起伏を
  持たせている!
  その他、岸谷五朗、遠藤憲一の存在も良かった!


不良どもの熱血コブシバトルを描いた、ケンカファンタジーと
いった感じの映画ではありますが、大人が観ても十分楽しめる
内容になっているかと。
逆に子供が観てティーンの喫煙や飲酒、どう見ても普通に
考えたら後遺症が残るようなケンカを肯定している内容を
影響受けまいか気にしてしまう自分は、気にしすぎなのか
年寄りになったのか、とか思ったりも。

尚、衣装スーパーバイザーは前作から引き続き北原さんで
ありました。スタイリング良かった!




▲本日夕食を食べたチャイニーズレストランのテーブルに
 添えられていたお花。携帯W61Sにて撮影。



2010-03-20 22:56 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年03月10日(水)
映画"WALL・E/ウォーリー"よいとこ
WALL・E/ウォーリー(2008年アメリカ)

昨年末、WOWWOWのディズニー&ピクサー特集にて録画して
あったものを本日鑑賞。
想像していたよりも遙かにSFしており、(なんか雰囲気が
近い感じがする70年代のSF映画)サイレントランニングの
けなげに花に水をやるロボットを思い出したりしました。


●かいつまんだお話
人類がゴミ溜と化した地球をクリーニングするため、宇宙へと
去ってから早700年。
唯一稼働し続けている、ゴミプレスロボットのWALL・Eは
突然飛来してきた未知の宇宙船、そして曲線が美しいロボットと
遭遇するのだが、最初は全くコミュニケーションがとれず。
その宇宙からやってきたロボット"EVE"は地球に生命体が
存在するのかを調査しにやってきたのだが、一本の植物を
採集すると共に帰還するEVEにWALL・Eはくっつき遙か彼方の
人類生息地へと旅立ってしまい・・・。


●よいとこベスト3

1)最小限の感情表現のみでロボット&ロボット、そして
  人間たちの希望に繋がるドラマを描ききった先品に感動!
  ほんとーに良くできたストーリーであります!!

2)ゴミの一つ一つにまで気を配ったプロダクトデザインが
  素晴らしい!
  作る立場で考えると気が遠くなるような作業の様な気が
  しますが、それらを破綻無くまとめ上げた力量に対して
  素直に拍手を送りたく思います!!

3)根幹となるのはロボットVSロボットに芽生える愛情?
  らしきものがテーマとなっており、その段階表現が
  ものすごく計算された演出で構成されており、無理矢理な
  感じがせず納得のゆく形で最後まで鑑賞することが
  出来ました。

  その他、アップル好きには色々ニヤっとさせられる処も♪


偏見というほどでは無いですが、自分が思っていたよりも
(マニアックに)大人が感動出来る内容でしたので、
未見の方は是非とも! と、お奨めしたい作品でした!




▲本日の午後の空模様。天気は回復しましたが、少々肌寒く
まだまだ冬の陽気という感が・・・。W61Sにて撮影。


2010-03-10 22:10 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年03月02日(火)
映画"クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲"よいとこ
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年日本)

録画してあったものを本日観賞。そして初めてのクレしんアニメ。
前に観た結婚しようよ、同様拓郎の曲が使われており、本編の
ノスタルジック回帰的路線が現状の自分に心地良いため、この
様な作品をセレクトしているのでは? と気になったりも。


●かいつまんだお話
いきなり1970年の大阪万博を舞台に展開される、しんちゃん一家の
怪獣映画。だがそれは"20世紀博"というアミューズメント施設での
アトラクションのひとつであった。
昔を懐かしむ大人達だが、童心に返る余り現実を見失い、過去の
緩さに身を委ねていってしまう、恐るべき陰謀の幕開けで
あったのだ!


●よいとこベスト3

1)その当時の子供として、めっちゃ興味あったが体験は
  果たせなかった大阪万博のオマージュ部分を含め、昭和世代
  にはこれでもかというくらいに懐かしいネタで埋め尽くされ、
  観ている自分が、その計画にハマリそうでした。

2)時代の臭いを感じろ! その映画のテーマと言えるべき
  本質をついた演出が、ぐさっと胸に刺さりました!
  ノスタルジックで心地よい幻想の浸りきっていると、
  現実を見失ってしまうよ、というシビアな警告を
  身に染みて感じました。

3)スタイルはオーソドックスではありますが、アニメ及び
  マンガ技法の柔軟性というものを教えられました。
  描き方も文法も(人に伝えられる範囲において)もっと
  自由に考えて良いのだということに気付かされました。


しかしこの作品に共感できる世代って、少なくとも1960年代生まれ?
とか思ったりしましたが、平成生まれの方々はどのように感じたり
するのでしょうか?




▲本日は天候に優れなかった為、昨日のになりますが
 夕焼け情景。携帯W61Sにて撮影。


2010-03-02 23:55 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年02月26日(金)
映画"結婚しようよ"よいとこ
結婚しようよ(2008年日本)

CATVにて録画してあったものを本日観賞。
吉田拓郎の曲にのせ、団塊親父と家族の在り方とは何か?
を問いかけてくれる、素晴らしいハートフルドラマであります!


●かいつまんだお話
時は1970年代初頭、フォークソング真っ直中の青春を過ごした
主人公三宅裕司演ずる香取卓も、今は二人の娘の父親として
サラリーマン人生を苦悩しながら生きる中年男。
外せないルールは一家全員揃っての夕食。
そんな折り、ひょんな事から知り合った若い男を家族団らんの
席に招いたことから彼の予定調和が狂い始め・・・。


●よいとこベスト3

1)ノスタルジックに浸ることが良いか悪いかは別にして、
  家族の在り方というものを再確認できるような内容で
  ありました。
  ステロタイプな演出に感じられる部分もありますが、
  主張すべき処はちゃんと言葉に出していうべきなのだな
  ということを改めて認識させられた次第です。
  そして一人よりも二人、そして家族の繋がり、という事の
  重要性を気付かせてくれました。

2)拓郎の歌詞及び、曲名を取ってうまく演出がなされており、
  思わずニヤっとさせられるショットが多く、楽しませて
  貰いました。

3)蕎麦職人をめざす、(吉岡秀隆っぽい)金井勇太の存在も
  よかったが、脇を固めるミュージシャン系のモト冬樹や、
  岩城滉一、そして人生を引退した男を演ずる松方弘樹が
  サイコーに良かったです!

  中の森バンドとガガガSPの拓郎カバーもね!
 

拓郎の曲イメージを上手く合わせている作品なので、
拓郎ファン必見ですが、(自分のように?)人生に迷いを
感じている人も、新しい境地を想像できるかも知れない、
作品でありました。




▲六本木ヒルズの雨に打たれるモニュメント。
 vivicam5050にて撮影。



2010-02-26 22:04 | 記事へ | コメント(0) |
| よいとこ映画感想 / 撮影日和かも? |
2010年02月19日(金)
映画"地球が静止する日"よいとこ
地球が静止する日(2008年アメリカ)

CATVにて録画してあったものを昨晩観賞。
1951年に公開された"地球の静止する日"のリメイク作品ですが
それ自体は観ていないので、いったいどんなSF映画なのか
興味津々で臨みました。


●かいつまんだお話
1928年の吹雪のインド山中、キアヌ・リーブスの演じる登山家が
謎の光る物体と遭遇。気絶した後目を覚ますと、手袋を貫いて
手の甲に奇妙な腫れ後が・・・。
時は現代に移り、地球外生物学者ヘレン博士のもとに政府の
エージェントが突然現れ、危機回避の為の協力を半ば強引に
要請される。
小惑星との衝突を回避する任務であったが、セントラルパークに
飛来したそれは巨大な光球体で、中からは異星人が現れる。
異星人は自らをクラトゥと名乗り、地球の代表者と話し合いを
求めて来たのだが、侵略の危機と勘違いしたアメリカ政府の
要人達はクラトゥを拘束しようと企むのだが・・・。


●よいとこベスト3

1)クラトゥは電気、電波などを通してあらゆる機器に介入
  する能力を持っているのだが、その描写がとても面白い。
  ただ戦闘するといった短絡的なものではなく、被害を
  最小限に抑えつつ行動する姿が格好良かった。

2)ニューヨークの街並みの色彩が良い。明るくもなく、
  重すぎることもなく、だが絵葉書の写真を見るがごとく
  アーティスティックに決まった風景カットがそこに
  存在するのだ。

3)ハリウッド映画では当たり前のVFXだが、ナノマシンの
  様なメカ昆虫が人類が誇るテクノロジーを食いつくて
  行ったりと、映像的にも見所満載であった。

  あと主人公を守る巨大ロボットが、昔ながらのデザイン
  (でも実はハイテク)で登場するのが良かったです。


約60年前の元作品も機会があれば見比べてみたいと
思ったりも。
尚、原作小説があるのですが、メインの一部の設定以外は
別物となっているようです。




▲大分のうみたまご水族館にあったモニュメント。W61S撮影。
 映画イメージのせいか、ロボットにも見えてしまいます。


2010-02-19 22:26 | 記事へ | コメント(0) |
| よいとこ映画感想 / 撮影日和かも? |
2010年02月16日(火)
映画"全然大丈夫"よいとこ
全然大丈夫(2008年日本)

CATVにて録画してあったものを本日観賞。
ちょっと切なくも、ホッとするような内容に満足しました!


●かいつまんだお話

アーティスト不思議チャン系女子?の木下あかりは敬愛する、
ホームレスのアーティスト、ヌーさんを遠くから眺めては
イメージを絵に起こす日々を過ごしていた。
そんな彼女が生活していく為のバイトを始めたところから、
様々な恋愛感情が生まれはじめ・・・。


●よいとこベスト3

1)主演の荒川良々よりも存在感が突き抜けていた木村佳乃の
  オタク系男心をくすぐる役が抜群に素晴らしかった!
  この状況下では男二人が誤解(というか希望)を受けても
  仕方ないことであろう。

2)序盤どういう展開になっていくか分からないまま色々な
  物語が進行。
  そして数多くの伏線が最終的に一つに結びついていく
  脚本がとても良かった!

3)淡々と流れていく空気感。ココリコ田中の存在を含め、
  映画のゆったりとして無駄のないカットが心地良かった
  です。

  エコモマイの奏でるハワイアンウクレレサウンドも、
  その映像にずいぶんと貢献してくれていたと思います。
  雨音のカセットテープも良かったですが(笑)



▲旅立つ前の朝空。Vivitar Ultra Wide&Slimにて撮影。
 プラスチックレンズならではのレンズフレア? が大きく!


2010-02-16 23:59 | 記事へ | コメント(2) |
| よいとこ映画感想 / 撮影日和かも? |
2010年02月04日(木)
映画"20世紀少年第1章「終わりの始まり」"よいとこ
20世紀少年第1章「終わりの始まり」(2008年日本)

約一年ほど前、第2章の劇場公開に合わせて、未公開シーンの
追加や再構成した"〜もう一つの第1章〜"が地上波で放映された
のはチェックしていたのだが、今回劇場オリジナル版の方を観賞。
尺も1時間近く長く、構成もかなり異なっていたので、新鮮な
気持ちで観ることが出来ました。


●かいつまんだお話
小学生の頃、仲間たちと草むらに秘密基地を作り、空想の
未来を描きあっていたケンヂたち。
時が経って、ミュージシャンの夢破れたケンヂの回りに
奇怪なことが起こり始める。
それは子供の頃に描いたよげんの書に沿って、"ともだち"と
自ら称する覆面の男によって進めらた計画の一部だったのだ。
追い詰められたケンヂは昔の仲間を集め、"ともだち"に
対して果敢に挑んでいくのであった。


●よいとこベスト3

1)登場人物が多く、原作を読んでいないと分かり辛いかと
  思いきや、キャラクターの過去と現在をその特徴と共に
  クロスオーバーさせる演出のため、半ばくらいからは
  それぞれのキャラを認識できるようになった。
  誰が"ともだち"なのか? を想像するにあたって、
  キャラが多い方が楽しいので、良く練られた構成に
  なっていると思いました。

2)少々汚らしすぎるきらいもありますが、少年時代の
  風景、風俗を含めた映像の作りがとても良かったです!
  懐かしい写真の様な色味も効果的でした。

3)よげんの書に沿って引き起こされる数々のパニックシーン
  映像がとても良く出来ている。
  実際の風景の上にCG合成しているのだが、それが自然に
  感じられるよう工夫されておりました。

  あとオッチョ役の豊川悦司がもの凄く格好良かったのと、
  白井良明の音楽が個人的にはツボでしたね。


残りあと2作も劇場版で観て、早く謎の結末を知りたいです。
誰かにしゃべられる前に!




▲雪が降った次の日、煙突からもくもくと。
自宅から撮影した、G10での一枚。


2010-02-04 23:46 | 記事へ | コメント(0) |
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