ニックネーム:しのしの
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2010年12月22日(水)
映画"ニセ札"よいとこ
ニセ札(2009年日本)

吉本芸人、木村祐一の初長編監督作品。
その興味深さにより、観賞に至った次第。

●かいつまんだお話
第二次世界大戦に敗北し、物資乏しい日本の庶民たち。
山村の教師かげ子は知恵後れ?の哲也を引き取り、女手
一つで育てながらも教育に励む日々を送っていた。
そんな中、旧知の大津より発行されたばかりの千円札の
ニセ金作りを持ちかけられ・・・。


●よいとこベスト3
1)龍馬伝で迫力有る後藤象二郎を演じていた、青木崇高が
  哲也役をこれまた違ったタイプでの渾身なる演技を
  見せてくれた!

2)1950年代の雰囲気を再現してくれた点が良かった!

3)ニセ札作りの手順がリアリスティックでたいへん参考に
  なったかと! (作ろうと思ったワケではありませんが。)

舞台となる農村の緑と水の豊かさがこの話の本テーマを
物語ってくれた気がしました。



▲本日の夕暮れ風景。S640にて撮影。



2010-12-22 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年12月09日(木)
映画"母なる証明"よいとこ
母なる証明(2009年韓国)

ウォンビン主演の母と子の絆を描いたこの映画をwowowにて観賞
お話の展開に目が釘付けになるような面白さでありましたが、
ラストは本当にこれで良かったのかどうか、重い倫理観を
噛みしめる内容であったかと。

●かいつまんだお話
知恵遅れ?の息子トジュンを溺愛し、片時も目を離せないほど
可愛がっている母親は漢方と鍼灸にて生活を営んでいた。
ところがとある殺人事件にて息子が殺人犯の容疑で投獄され、
記憶が曖昧なトジュンも犯行を認めてしまう始末。
息子の無実を信じる母は真犯人をつきとめるため、ひとり事件の
捜査に乗り出すのであった。

●よいとこベスト3
1)細かい伏線を含め、とてもよく出来たストーリー展開でした!

2)母の常に緊迫した演技に、子供っぽさ満点のトジュンの
  笑顔。この対比した関係をもの凄く自然に演じきっていた
  ところが素晴らしかった!

3)韓国の下町風俗というのが場面上良く分かり、興味深く
  かつ新鮮みを持って観賞することが出来ました。

あと音楽も演出とマッチしていて、トータルな雰囲気作りに
かなり貢献していると想いましたね。



▲一昨日の雲塊にのし掛かられた様な空。G10にて撮影。


2010-12-09 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年12月01日(水)
映画"SPACE BATTLESHIP ヤマト "よいとこ
SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年日本)

子供の頃の憧れだったアニメの宇宙戦艦ヤマトがついに
実写映画化!
果たしてどのように作品の再構築及び表現をし、そして如何に
まとめたのかを確かめたく、上映初日に劇場へと足を運んで
来た次第です。
映画の日割引という要素もありましたがね。

●かいつまんだお話
謎の敵ガミラスによって攻撃を受けた地球は地表を放射能で
汚染され、生き延びた人類は地下で暮らすことを余儀なく
されていた。
そんな中、惑星イスカンダルからの最後の望みを受け取った
彼らは最後の希望を賭け、地球最後の船、宇宙戦艦ヤマトを
遠く離れたマゼラン星雲へと送り出すのであった。

●よいとこベスト3
1)さすが白組! ということだけあって、CG再現された
  ヤマトや戦闘シーンが迫力ありつつも緻密に表現されてて
  良かった!

2)アナライザーが結構凝った演出で使われており、意外性が
  あって良かった!

3)山崎努演ずる沖田艦長が、意外にお茶目で楽しめた!

  あと、オリジナルをアレンジした楽曲群が一番ヤマト
  らしさを醸し出していたかと。

ネタバレするため多くは語れませんが、頑張って難題を乗り越え
一つの結論として導き出したのだなぁ、ということがひしひしと
伝わってきた感が有ったかと。
あと、酒呑むシーンが多かったのがとても印象的でありました。



▲映画帰りの新宿風景。S640にて撮影。


2010-12-01 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年11月25日(木)
映画"キル・ビル vol.2"よいとこ
キル・ビル vol.2(2004年アメリカ)

昔vol.1だけ観てそのままだったのを、今回やっとその後編を
観賞することに。(ものすごく観たかったのは確か!)
想像していた以上に面白かったので満足度はかなりのモノ!
以前と違ってHD環境でということも、一つの良い要因であった
気がします。

●かいつまんだお話
結婚式を襲撃した殺し屋のうち2名を倒したザ・ブライドは、
復習する相手ビルを追って彼の実弟バドの元へと向かう。
だがそこで返り討ちに遭ってしまい絶体絶命の危機に!

●よいとこベスト3
1)ユア・サーマン演じるブライドとダリル・ハンナ演ずる
  エルの女同士の戦いが兎に角すさまじく、素晴らしかった!
  こんなにも痛々しくも生々しいアクションを観たのは
  久しぶりな気がしたなぁ。

2)(もの凄くウサン臭い)パイ・メイ師匠との修行回想や
  それを元にした技などが演出として使われているのだが、
  そのバカバカしいまでの過剰な表現が気に入りました。

3)前作に引き続き、ファイヤーバードやカルマンギヤ等の
  格好いいビンテージ車が登場するなど、ファッションも
  含めオールドスタイリッシュな美術満載でとてもとても
  感激した次第!

とにかく前編とは異なったテイストと様々なオマージュを
含んだアイデアで飽きずに最後まで楽しむことが出来ました。
長〜いエンディングとその演出にもニヤっとさせられましたねぇ!



▲街の紅葉もそろそろピークを迎えた感じに。
 S640にて撮影。


2010-11-25 23:59 | 記事へ | コメント(4) |
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2010年11月09日(火)
映画"重力ピエロ"よいとこ
重力ピエロ(2009年日本)

伊坂幸太郎作品を映画化した本作をCATVにて観賞。
原作は読んではいませんが、観た後はその違いを
知るべくチェックしてみたくなりましたね。

●かいつまんだお話
仙台の街に描かれたグラフィティアートを消す仕事を
請け負う弟の春は、そのアートと連続放火の関連性に
興味を抱き、大学院にて遺伝子の研究をしている兄の
泉水に一緒に犯人を捜そうと持ちかける。
二人して探っていく中、事件は過去のある事件と
結びついていき・・・。

●よいとこベスト3
1)加瀬亮と岡田将生の演ずる兄弟役、吉高由里子の
  ストーカー役の描き方が素晴らしかった!
  全般的にキャスティングが良かったかと思います。
  
2)事件の謎解きを含め、過去が徐々に明らかになっていく
  ストーリーがよく出来ており、徐々に徐々にと
  物語に引き込まれていく感が気持ち良い!

3)舞台となっている、都会だけれど東京都は違う独特の
  雰囲気のある仙台の街が、とても新鮮に映りました。
  ファンは事件のご当地巡りとかしているのかしら?



▲すべり台と落ち葉風景。木々が丸坊主となるのもあっという間
 という気がしますね。S640にて撮影。
 

2010-11-09 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年11月03日(水)
舞台映像"印獣"よいとこ
印獣(2009年日本)

昨年パルコ劇場にで上演された(大女優)三田佳子主演、宮藤
官九郎脚本による舞台を映像化したものをwowow放映にて観賞。
(観てはいませんが)5年前の舞台"鈍獣"から引き続いての
ねずみの三銃士(生瀬、池田、古田)出演の2作目になるとこと。
今回映画ではないが、舞台映像として感想なぞを。

●かいつまんだお話
出版による印税目当てに山奥に集められた、携帯小説作家、
絵本作家、風俗ライターの3人。
彼らは印税と引き替えに、自称大女優の長津田麗子の自叙伝を
書くことを強制され、監禁された生活が続くことに。
そんな中彼らと大女優との接点が少しずつあきらか?に
なっていき・・・。

●よいとこベスト3
1)三田佳子が(当時)68歳という年齢、そしてその経歴にも
  かかわらず、とんでもなくはっちゃけた役をこなしていた
  ことが素晴らしかった!
  もちろん演技的にも最高であったが。

2)くどかんの小ネタをそこら中にバラまいたお話に笑わせて
  貰いました!

3)若手の岡田義徳の病気的ともいえる演技、上地春奈の
  文字通り体当たり的な動きが素晴らしかった!

舞台版鈍獣の映像化をぜひとも希望なり!



▲本日の仙川上空にかかる雲模様。S640にて撮影。


2010-11-03 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年10月26日(火)
映画"ゲゲゲの女房"よいとこ
ゲゲゲの女房(2010年日本)

本日試写会にて、11/20公開より一足お先の観賞。
TV版とはまたひと味違った、水木夫妻の家族ドラマを
体験してきた次第です。


●かいつまんだお話
お見合いしてから5日後に結婚式をあげた、しげると布枝。
しかし安定していると思って嫁いだ、東京の家での暮らしは
どん底な貧乏生活。
そんな中でもめげずに夫の漫画家稼業を支え続け、たくましく
生きる布枝であった。

●よいとこベスト3
1)水木しげる役の宮藤官九郎が可笑しくも飄々とした演技で
  良かった!

2)当時の暮らしぶりにリアル感があって良かった!

3)テーマソング「ゲゲゲの女房のうた」が無国籍風ダンス
  ミュージックで良かった!

少々(良い意味で)カルト映画の臭いがした感もありますが、
不思議な空気感に包まれた作品であったかと。



▲低空には厚い雲が立ちこめ、上空には晴れ間が広がっていた
 本日の空模様。G10にて撮影。


2010-10-26 23:59 | 記事へ | コメント(0) |
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